23年主食用米生産目安39万8700トン 作付面積、初の維持へ

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 秋田県や農業団体などでつくる県農業再生協議会は25日、秋田市のルポールみずほで臨時総会を開き、2023年産主食用米の本県の生産目安を前年産比1万5900トン増の39万8700トンと決めた。面積ベースでは前年産と同じ6万9100ヘクタール。県はこれまでコメ需要の減少を背景に非主食用米への作付け転換を働きかけてきたが、目安の算出を始めた18年産以降では初めて主食用米の作付面積を維持する方針を示した。

 生産目安は、国による生産調整(減反)が廃止されたのを受け、集荷業者や農業法人の販売計画の参考にしてもらおうと、県再生協が18年産から毎年設定している。

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