変わる部活動、民間指導で多くの効果 地域に応じた対応必要

連載:教育2022
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 ボールを奪い合いながら、激しく動き回る秋田県羽後町の羽後中学校ハンドボール部の部員たち。指導するのは、羽後町体育協会に加盟する町ハンドボール協会の会員で、地元社会人チームで活動する池田拓矢さん(29)=団体職員=だ。

 町内の体育館で、10月に行われた土曜の休日練習。部の顧問で、平日の指導を担う佐々木一教諭(54)の姿はない。

土曜日に羽後中ハンドボール部を指導する池田さん(奥)=10月1日、羽後町

 スポーツ庁は2020年、「学校の働き方改革を踏まえた部活動改革」の中で、部活動が教員の長時間勤務の要因となっており、指導経験のない教師にとって大きな負担となっていると指摘。生徒が望ましい指導を受けられる体制づくりと、教員の負担軽減の両方を実現できる改革が必要であるとして、希望しない教員が休日の部活に従事する必要のない環境を整える方針を示した。

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