長い人生、喜びと「暗愁」抱えて… 五木寛之さん、ミルハスで講演
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作家の五木寛之さん(90)の「『百年人生』の指針」と題した講演会が28日、秋田市のあきた芸術劇場ミルハス中ホールで開かれた。五木さんは自らの経験を交えながら、憂いや悲しみを引き受けて生きる大切さを説いた。集まった約800人は真剣な表情で聞き入っていた。秋田魁新報社の主催。
五木さんは「鬱(うつ)」と似た意味を持つ海外の言葉として、ポルトガル語の「サウダーデ」やロシア語の「トスカ」などを紹介。「日本では『鬱』というと排除すべきものとされているが、世界では人生における大切な感情として受け入れている」と話した。

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