季節ハタハタ初漁は12月4日ごろ 県水産振興センター予測

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 秋田県水産振興センター(男鹿市)は29日、今季の沿岸ハタハタ漁(季節漁)の初漁日が12月4日ごろになるとの予測を明らかにした。漁獲量は記録的不漁となった昨年並みを見込む。秋田市で同日開いた「ハタハタ資源対策協議会」の本年度第2回会合で発表した。

 初漁日は県内でハタハタの初競りが行われる日。沖合で採取した雌の卵巣重量などを基に、同センターが毎年予測している。今年は平年並みで、12月4日の前後3日間(1~7日)と見立てた。

 センターの担当者は「ハタハタは水温が下がらないと接岸しない。12月の水温は年々上昇する傾向にあるため、接岸が遅れる可能性もある」と述べた。昨年の実際の初漁日は、予測より6日遅い12月4日だった。

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