秋田県八峰町の岩館浅海組合(干場次丸組合長)は2006年、海産物の資源回復につなげようと魚の産卵場や隠れ家になる海藻の増殖に着手した。ギバサと呼ばれる「アカモク」を育て、ハタハタ、ウミタナゴ、クロメバルなど漁獲対象となる魚の増加を目指している。
「漁師のもうけを支える大事なハタハタだが、昔に比べて大漁の日は明らかに少ない」。冬は刺し網で季節ハタハタ漁にいそしむ干場組合長(72)は、地元で取れる魚や藻場が減り出していたことに危機感を覚えて活動を始めたと振り返る。
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