中国人56%、台湾有事を予想 米との対立背景、世論調査
日本の民間非営利団体「言論NPO」と中国国際出版集団は30日、両国で実施した共同世論調査の結果を発表した。台湾海峡での軍事紛争の可能性について、中国人の56・7%が「起こる」と回答し、多くの中国人が台湾有事を現実的なものとみていることが明らかになった。言論NPOは深刻化する米中対立が背景にあると分析した。
日本人で「起こる」としたのは44・5%だった。
毎年実施する日中両国の相手国への印象については、「良くない」と答えた日本人は87・3%(前年比3・6ポイント減)、中国人は62・6%(同3・5ポイント減)だった。(共同)
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