木をのみで薄く削って作品制作 秋田市内5カ所で展示

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制作した作品を手にする臼井さん(左)と素材を提供した「PLAY+TOYS のはらむら」の工藤店主
制作した作品を手にする臼井さん(左)と素材を提供した「PLAY+TOYS のはらむら」の工藤店主

 東京都在住の美術作家・臼井仁美さん(42)が、木を数種類ののみで薄く削った「削り掛け」の技法で制作した木製品を秋田市内5カ所で展示している。7日から市文化創造館で開かれる自身の展覧会に合わせて開催。臼井さんは「出来栄えが木目の調子に左右されて思い通りにいかない難しさもあるが、予想外の形に仕上がる。素材が持つ力を発見する瞬間が面白い」と話している。

 削り掛けの技法は全国各地にあり、県内でも彼岸の造花や梵天を模した玩具「ぼんでんこ」を作る際に使われる。人間と植物の関係性に着目し、木工作品を制作している臼井さんは、アーティストが滞在して中心市街地を活用した活動を企画・展開する市文化創造館の公募事業「SPACE LABO(スペースラボ)」として、まちを原木の集まりと見立てて素材となる木製品や木材を広く募り、加工して返却するプロジェクトを提案し、採択された。

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