笹子事故10年、遺族ら献花 トンネル崩落、山梨の中央道

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笹子トンネルの天井板崩落事故から10年となり、慰霊碑に献花し手を合わせる遺族。左奥は中央自動車道笹子トンネル上り線=2日午前、山梨県大月市(代表撮影)
笹子トンネルの天井板崩落事故から10年となり、慰霊碑に献花し手を合わせる遺族。左奥は中央自動車道笹子トンネル上り線=2日午前、山梨県大月市(代表撮影)

 2012年に9人が死亡、3人が重軽傷を負った中央自動車道笹子トンネル(山梨県)の天井板崩落事故は2日、発生から10年。事故発生時刻の午前8時過ぎ、遺族らがトンネルの東京側に設置された慰霊碑に献花、黙とうした。

 現場から約8キロ東の初狩パーキングエリア(同県大月市)にある別の慰霊碑前では、中日本高速道路(名古屋市)が追悼慰霊式を開催した。

 事故は12年12月2日朝、上り線のトンネル内で天井板が138mにわたり崩落し、車3台が下敷きになるなどした。天井板のつり金具を固定するボルトが脱落したことが原因で、中日本高速の維持管理体制が不十分だったとされる。

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