22年新規上場、112社 過去10年で2番目の多さ

 日本取引所グループ(JPX)は2日、2022年の国内株式市場への新規株式公開(IPO)件数が前年より24社少ない112社になるとの見通しを発表した。新型コロナウイルス禍からの経済活動再開で昨年の上場企業数が増えた反動があったが、過去10年で2番目の多さになる。市況には停滞感も出ているが、新興企業の上場意欲の高さを示した。

 業種別では、情報・通信業が最多の38社で、サービス業が36社、不動産業が10社と続いた。初値に基づく時価総額は、バーチャルユーチューバーグループの運営を手がけ、6月にグロース市場に上場したANYCOLORの1442億円が最大だった。

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