秩父夜祭、壮麗な山車が街を彩る 3年ぶりの開催
埼玉県秩父市で3日、京都の祇園祭、岐阜の高山祭とともに日本三大曳山祭として知られる秩父夜祭の大祭が開かれた。新型コロナウイルスの影響で3年ぶりの開催。見物客は華やかな山車が夜の街を彩る様子に感嘆の声を上げた。
極彩色の飾りを施した4基の「屋台」と、2基の「笠鉾」の計6基の山車が同市の秩父神社を出発。おはやしの音色が響く中、武甲山の男神と秩父神社の女神が年に1度出会うとされる、約1キロ先の御旅所を目指した。
秩父夜祭は約300年の歴史があり、2016年には国連教育科学文化機関(ユネスコ)の無形文化遺産に登録された。
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