医療的ケア児、専門職が全国組織 相談や施設連携、支援手厚く

 たんの吸引や人工呼吸器が必要な「医療的ケア児」への支援を巡り、専門職「医療的ケア児等コーディネーター」の全国組織が発足した。コーディネーターは家族の相談に応じたり、複数の施設の連携を促したりする。適切な対応が分からず、悩みを抱えている人も多い。全国ネットワークにより、ケア児らへの支援を手厚くしたい考えだ。

 この団体は今年9月に発足した「医療的ケア児等コーディネーター支援協会」(千葉市、遠山裕湖代表理事)。個人のほか、法人などの団体会員もおり、ケア児に関する相談窓口として都道府県が設ける「支援センター」が17道府県(11月末時点)から加わった。

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