福島で小学生がミカン狩り 一時住民避難の広野町

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福島県広野町でミカン狩りを楽しむ小学生=5日午前
福島県広野町でミカン狩りを楽しむ小学生=5日午前

 東京電力福島第1原発事故で住民が一時避難した福島県広野町で5日、地元の小学生約30人がミカン狩りを楽しんだ。小雨の中、太平洋を望む高台にある町営ミカン畑で小学4年佐藤亜子さん(9)は、もぎたての古里の恵みを口いっぱいに頬張り「甘くておいしい。家族に食べてもらいたい」と笑顔を見せた。

 東北地方では温暖な広野町は、ミカンを活用した町おこしを進めている。ミカン狩りは2011年の原発事故で中断したが、畑を除染して13年に再開。今年のミカンの検査でも放射性物質は検出限界値未満だった。

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