
【男鹿支局長・藤原剣】6日午前7時すぎ。秋田県男鹿市の北浦漁港で、一人の男性が海をじっと見つめているのに気が付いた。声をかけてみると、かつてハタハタ漁を行っていた79歳の元漁師だった。
「今日もだめそうだな」。漁の様子を遠巻きに眺めながら、そうつぶやいた。男性の予想通り、この日の漁獲はおよそ1キロ。漁協への出荷はなかった。
「12月を6日も過ぎてまだ来ない。ちょっと遅いな」と接岸の遅れに気をもむ。
お気に入りに登録
シェアする
この記事は有料会員限定です
(全文 490 文字 / 残り 292 文字)
電子版を有料購読すると
秋田のニュース・話題をナンバーワンの情報量で。秋田に関わるあなたの仕事や暮らしに役立つ情報満載です。
- 有料会員向け記事が読める
- 各種メールでニュースを見逃さない
- 新聞併読コースならデジタル紙面が読める