三菱商事洋上風力、県産品の販路拡大に力 経済の活性化目指す
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秋田県沖で洋上風力発電事業を手がける三菱商事洋上風力(東京)の田中俊一社長(56)は7日、秋田魁新報の取材に「事業を通じて地元企業や自治体と連携し、地域創生を図りたい」と述べた。発電事業者に求められる地域共生策の一環で県産品の販路拡大などに取り組み、県経済の活性化を目指す考えを示した。
地域共生策は「持続可能な漁業支援」「地域産業・雇用の振興」「地域力の育成と向上(住民生活の支援)」を軸に展開すると説明した。同社と共に発電事業を行う三菱商事(東京)の社員食堂で県産品を使ったメニューを提供する取り組み、国際教養大での寄付講座開設などは既に始めているとした。
今後、県産品の販路拡大に向け、本県沖で取れたフグやシイラなどの売り先確保や県内企業と連携した電子商取引(EC)サイトの設立を計画中だと紹介。「県内プロスポーツチームの支援や電力の地産地消に向けた新電力会社の設立も検討していく」と話した。
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