万博道整備1039億円増 遅れ6年、工期短縮で
大阪市が2025年大阪・関西万博に向けて整備を進める高速道路「淀川左岸線」2期事業を巡り、工法変更による費用の増額が1039億円となることが分かった。8日の市議会で市側が明らかにした。完成は当初予定から6年遅れの32年度と説明。遅れは最大8年と見込んでいた。
市はこれまで整備費に関し、1千億円程度膨らむとの見通しを示していた。今回明らかになった増額分を含む総事業費は2957億円となる。
淀川左岸線は新大阪駅近くから万博会場となる人工島・夢洲へつながる高速道路網の一部で、万博期間中はシャトルバスの専用道として先行利用する。
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