韓国、満年齢に統一へ 数え年廃止、混乱回避

 【ソウル共同】数え年と満年齢が混在していた韓国で、国会が8日、満年齢に統一する民法と行政基本法の改正案を可決した。来年6月に施行される。尹錫悦大統領が公約に掲げていた。

 韓国では、生まれた日から1歳とし、新年の1月1日になるごとに1歳ずつ増える「数え年」が日常生活で使われてきた。一方、行政サービスは一般的に満年齢を基準としており、紛らわしかった。数え年は国際的な基準と合致しないと疑問視する声もあった。

 最近では、新型コロナウイルスのワクチン接種の際、小児用と大人用の区分を満年齢とするかどうかで混乱が起きた。

 改正法は「年齢は満で計算する」と明記した。

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