習氏、サウジ首脳と会談 「多極化世界で関係重視」
【ドーハ共同】中国の習近平国家主席は8日、サウジアラビアの首都リヤドの宮殿でサルマン国王や、首相で国政を取り仕切るムハンマド皇太子らと首脳会談を行った。サウジ国営通信が伝えた。双方は両国間の経済協力強化を協議し、包括的な戦略パートナーシップ合意を結んだ。直接投資の促進や水素エネルギー分野などの覚書も交わした。
中国国営メディアによると、習氏は会談で「中国は多極化する世界で重要な役割を負っているサウジとの関係を重視している」と述べた。
宮殿では皇太子が習氏を出迎え、歓迎式典も開かれた。
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