教養大生、秋田とのつながり求めて 農業体験、「おかえり」と言ってくれる場所

連載:若者のミカタ×国際教養大学 秋田とのつながり求めて
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 在学生の8割以上を県外出身者が占める秋田市雄和椿川の国際教養大。豊かな自然に囲まれたキャンパスは魅力的だが、市中心部からは離れており、日々の生活には不便な面もある。学生たちはどこで「秋田」との接点を持っているのだろうか。4回続き。

 「ただいま」「おかえり」。大阪出身で国際教養大1年の梅ケ枝(うめがえ)桜さん(19)には、家族のように声をかけ合える場所が秋田にある。

新米が振る舞われた収穫祭。梅ケ枝さん(右から2人目)ら教養大生も参加し、地域住民らと話を弾ませていた=11月27日、大仙市の大沢郷地区公民館

 11月27日昼、大仙市大沢郷地区の公民館の一室。地元農家や家族連れが続々と集まり、炊きたての新米や手作りのいぶりがっこなどが並ぶテーブルを囲んだ。「おいしいお米になったね」「甘みがあるよね」。食事を口にしながら会話に花を咲かせる。

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