男鹿のハタハタ、秋田新幹線で東京へ 物流事業者ら実証実験

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 秋田県内の物流事業者らでつくる秋田未来物流協議会(赤上信弥会長)は10日、県産ハタハタを秋田新幹線こまちで東京へ輸送する実証実験を行った。ハタハタは東京都港区の県のアンテナショップ「あきた美彩館」で販売され、待ち望んでいた客が買い求めていた。

 輸送したのは2キロ入りの箱7個と、3・6キロ入りの箱8個。男鹿市船川沖で取れたハタハタで、10日朝に秋田市公設地方卸売市場から出荷された。

ハタハタが入った箱を秋田新幹線こまちの車内に搬入するJR秋田鉄道サービスのスタッフ=JR秋田駅


 午前8時55分ごろ、JR秋田駅に上りのこまち16号が入ると、JR秋田鉄道サービスのスタッフが箱を搬入。9時12分に出発し、午後2時ごろあきた美彩館に到着した。

 美彩館の店頭に銀色に輝くハタハタが並ぶと、待っていた茨城県小美玉市の齋藤和男さん(78)=大仙市出身=は予約していた2キロを買った。以前は秋田まで食べに行ったほどハタハタが好きで「しょっつる鍋にしても、焼いてもいい」と喜んでいた。

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