ワカサギ釣りを観光資源に 三種の愛好者、体験小屋など設置

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 秋田県三種町のワカサギ釣り愛好者でつくる「三種公魚釣(わかさぎつり)同好会」は、同町鹿渡の八郎湖東部承水路で毎年人気を集める氷上ワカサギ釣りを観光資源にしようと、シーズンを目前に控えて新たな取り組みを始めた。釣り場近くに初めて簡易トイレを設置したほか、今後は試験的に体験用の小屋を氷上に置く予定だ。

 東部承水路には毎冬、町内外から多くの人が訪れ、氷上にテントを張ってワカサギ釣りを楽しむ。同好会は2022年1月、愛好者6人で結成。安全に釣りを楽しんでもらおうと昨シーズン、ライフジャケットの着用を促す看板を設置したほか、転落事故があった時に備え、浮輪やロープなどの初期救護用具を氷上に準備した。

東部承水路近くに簡易トイレを設置する同好会のメンバー


 簡易トイレは22年12月18日に設置。ワカサギ釣りに訪れる人たちから毎年のように「トイレが欲しい」という声が出ていたことから、同好会の活動を知る町民が寄付してくれたという。

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