東北を新たなタマネギ産地に 大潟村の涌井さん講演「日本農業再生へ」

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研究者や生産者らがタマネギ栽培について語り合ったパネルディスカッション
研究者や生産者らがタマネギ栽培について語り合ったパネルディスカッション

 東北を新たなタマネギ産地に育てるための栽培セミナーが17日、盛岡市のいわて県民情報交流センターで開かれ、天候不順や生産者減少といった課題を克服する方策や大規模生産に適した栽培法などを探った。大潟村で栽培に取り組む農業法人みらい共創ファーム秋田の涌井徹代表も講演し、東北を一大産地にする意義を訴えた。

 農林水産省の調査によると、タマネギの国内供給量は年間150万トン前後で、うち120万トン前後は主に北海道や西日本で生産されている。夏場は国内で産地が切り替わる端境期に当たり、30万トン程度を中国などからの輸入に頼っているのが実情だ。

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