田村セツコ85歳、少女描き続け 東京・弥生美術館で原画200点など

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「おちゃめなふたごのさいごの秘密」(ポプラ社 1986年)(C)田村セツコ
「おちゃめなふたごのさいごの秘密」(ポプラ社 1986年)(C)田村セツコ

 【カワイイを体現】

 「田村セツコ展 85歳、少女を描き続ける永遠の少女」が東京都文京区の弥生美術館で開かれている。3月26日まで。

 1938年に東京で生まれた田村さんは女性イラストレーターの先駆け。58年のデビューから現在まで「カワイイ」の体現者として活躍し続け、近年は「すてきなおばあさん」としても注目されている。

 児童書「おちゃめなふたご」など世代を超えて愛される物語に描いた挿絵や、昨年出版したイラストエッセー「白髪の国のアリス」などの原画約200点を展示。70年代の少女たちを夢中にさせた手帳にハンカチ、アクセサリーといった「セツコ・グッズ」もある。

 月曜休館。入館料は一般千円など。問い合わせは同館、電話03(3812)0012。

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