時短営業、カード停止…「妙案もうない」 電気代高騰、県内スーパーに打撃

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 ウクライナ情勢などを背景にした電気料金の高騰が、秋田県内スーパーの経営に打撃を与えている。各社は店舗の時短営業や照明の一部消灯などに踏み切り、節電策を強化。急激な値上がりの影響は大きく「これ以上打つ手がない」との声が漏れる。

 「売り上げだけでは(電気代の高騰分を)到底カバーできない」。秋田まるごと市場(秋田市)の店長の男性はこう話す。土産物も扱う同店では、新型コロナウイルスの影響がようやく薄れ、コロナ禍前の水準まで売り上げが回復してきていた。

営業時間を短くしたのに伴い、夕方以降の食品の値引き販売も30分ほど早めて対応=秋田市の秋田まるごと市場

 ところが、12月は電気代が前年同期に比べて約2割増え、経営を圧迫する状態に。

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