若い世代の支援充実に注力 無投票3選の井川町・斎藤町長

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3期目への抱負などを語る斎藤町長=井川町役場町長室
3期目への抱負などを語る斎藤町長=井川町役場町長室

 24日告示された秋田県の井川町長選で、現職の斎藤多聞氏(41)が無投票で3選を果たした。当選から一夜明けた25日、町政運営への意気込みを聞いた。

 ―3期目の展望と決意を。

 「物価や燃料価格の高騰など、現在の社会情勢を踏まえると、町政運営は厳しいかじ取りになるだろう。気を引き締めて着実に施策を進めていきたい」

 ―前回に続き、2回連続の無投票での当選となった。

 「無投票だからこそ、地域の声や意見を積極的に聞きに行くようにしなければいけないと考える。これまでも実施してきたが、まちづくり懇談会など、町民の皆さんと直接顔を合わせて、意見交換をする場を継続的に設けたい」

 ―特に力を入れたい施策は。

 「一番は子育て世帯など、若い世代への支援の充実だ。町最大の課題は、生産年齢人口が急速に減っていること。若者のために行政がやれることをもっと探していく。具体的には、給食費の補助や高校生の通学費助成の充実などについて検討したい」

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