バイオマス発電、ICT活用し業務管理 タクミ電機工業

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木質チップを使って発電する装置の一部。廃熱を利用した温水は地中のパイプを通じ、別棟のチップ乾燥施設に供給される
木質チップを使って発電する装置の一部。廃熱を利用した温水は地中のパイプを通じ、別棟のチップ乾燥施設に供給される

 木質バイオマス発電などを手がけるタクミ電機工業(秋田県大館市)とNTTドコモ(東京)、Bioフォレステーション(神奈川県)の3社が、地域森林資源を利用して電力や熱を供給する「熱電併給施設」を中心とした事業に共同で取り組むことになった。同市を中心に共同事業を推進し、他地域への展開も視野に入れる。

 熱電併給施設はタクミが2021年に大館市の釈迦内産業団地内に建設。周辺の森林材を使った木質チップを燃料に発電し、売電している。粉砕された木質チップはそのままでは水分が多く、発電用の燃料には適さないため、発電時の廃熱を使って乾燥させている。このシステムにドコモが注目し、共同事業につながった。

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