大手電力の不正閲覧、6社に拡大 新たに中部、中国で判明

 経済産業省の電力・ガス取引監視等委員会は27日、大手電力が競合関係にある新電力の顧客情報を不正に閲覧していた問題で、不正閲覧が新たに中部、中国両電力で判明したと発表した。これまでに分かっている関西電力など4社と合わせて計6社に拡大した。監視委は27日、大手10社に求めた緊急点検の結果報告を締め切った。報告内容を踏まえて処分を検討する。

 不正が判明したのは他に東北、四国、九州の各電力。小売り部門の社員が、送配電子会社のシステムなどを通じて新電力の顧客情報を見ていた。

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