中学校の89%が「完全給食」 費用負担は増加、文科省調査

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文部科学省
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 米飯やパンなどの主食、おかず、牛乳がそろった「完全給食」を2021年度に実施した国公私立の中学校の割合は、18年度の前回調査より2・5ポイント増えて89・1%となったことが27日、文部科学省の調査で分かった。小学校は、ほぼ横ばいの98・7%。また、公立校では食材費高騰を反映して給食費負担が増えた。

 文科省担当者は「保護者が弁当を作る意識が強かった地域でも、共働きの増加で給食のニーズが高まった」と分析した。

 主食以外を提供する「補食給食」と、牛乳だけの「ミルク給食」を含めると中学が91・5%、小学校が99・0%に上る。

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