「努力実った」「いい試合を」 能代松陽センバツ出場、市民祝福ムード

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 能代市勢として初のセンバツ出場、能代松陽としては前身も含め5度目の甲子園で初の夏春連続出場が決まり、学校に集まったOBや保護者らは歓喜に沸いた。市役所には「甲子園出場おめでとう」の垂れ幕が掲げられ、祝福ムードに包まれた。

■能代松陽、初のセンバツ出場 昨夏に続き甲子園へ
https://www.sakigake.jp/news/article/20230127AK0022/
■センバツ出場決めた能代松陽 昨夏の悔しさ晴らそうと猛練習
https://www.sakigake.jp/news/article/20230128AK0001/

 同校メディアホールでは、野球部員や保護者、在校生ら約150人が集まり、出場校発表のインターネット中継を映す大型スクリーンを見守った。午後3時40分ごろ、能代松陽の名前が呼ばれると、「よっしゃー」の声と拍手が湧き上がった。川村幸生校長は「野球部の皆さんおめでとう。最高にうれしい。皆さんの努力とたくさんの応援が実った」と部員らに語りかけた。

センバツ初出場の吉報を受け、ガッツポーズや拍手で喜ぶ能代松陽の選手や保護者ら=能代松陽高メディアホール


 昨夏の甲子園に出場した野球部の3年生も発表の瞬間を見守った。前主将の田中元輝さんは「守りから流れをつくって打撃につなげる松陽らしい野球で、夏の悔しさを晴らしてほしい」。エースとしてマウンドに上がった三浦凌輔さんは「夏を経験しているメンバーを中心に粘り強く戦い、日本一を目指してもらいたい」とそれぞれ後輩にエールを送った。

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