米、暗殺共謀で3人起訴 イラン体制批判の記者狙う

 【ワシントン共同】米司法省は27日、東部ニューヨーク在住でイランに批判的なイラン出身の米国人記者の暗殺を企てたとして、暗殺共謀の罪などでイランとつながりがある東欧の犯罪組織リーダーら3人を起訴したことを明らかにした。3人とも米国内や東欧で身柄を確保されており、米国で裁判にかけられる。

 司法省は2021年にも、この記者の誘拐を企てたとしてイラン情報機関の工作員ら4人の起訴を発表。22年にはボルトン元米大統領補佐官の暗殺を計画したとして、イラン革命防衛隊員の男を訴追した。体制に批判的な人物を標的にしたイラン当局の動きに警戒を強めている。

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