こんろ着火、犬猫が原因? 火災2件でパロマ調査

※写真クリックで拡大表示します
点火スイッチが押すタイプのガスこんろ。昨年、愛知県豊田市で発生した火災現場のこんろと同型の製品(パロマ提供)
点火スイッチが押すタイプのガスこんろ。昨年、愛知県豊田市で発生した火災現場のこんろと同型の製品(パロマ提供)

 愛知、兵庫両県で昨年発生した2件の火災について、ガス器具大手のパロマ(名古屋市)や地元消防が、ペットの犬猫が台所のガスこんろを着火したことが原因とみて調査していることが28日、分かった。いずれも押すタイプの点火スイッチ。製品評価技術基盤機構(NITE)は「未使用時は元栓を閉めたり、ロック機能を使ったりしてほしい」と呼びかけている。

 NITEの調査でも2014年以降、ペットが原因とみられる火災が他に13都道県で計18件発生。ペットの室内飼いが増えたことや、スイッチをひねる回転式ではなく、火力調整がより簡単なプッシュ式が普及したことが背景にあるとみられる。

お気に入りに登録
シェアする

秋田魁新報(紙の新聞)は購読中ですか

紙の新聞を購読中です

秋田魁新報を定期購読中なら、新聞併読コース(新聞購読料+月額330円)がお得です。

新聞は購読していません

購読してなくてもウェブコースに登録すると、記事を読むことができます。