ロシア、出国芸能人締め付け強化 侵攻反対、保守派がやり玉

※写真クリックで拡大表示します
セミョン・スレパコフさん=2018年9月、モスクワ州(タス=共同)
セミョン・スレパコフさん=2018年9月、モスクワ州(タス=共同)

 ウクライナ侵攻を支持せず出国したロシアの芸能人らへの締め付けが強まっている。今月、軍事作戦をちゃかした歌を公開した人気コメディアンを保守系団体が告発。ベテランや若手歌手も次々とやり玉に挙げられ、交戦長期化で高まる社会の閉塞感に拍車をかけている。

 告発されたのはテレビのお笑い番組の常連で俳優、脚本家のセミョン・スレパコフさん(43)。自作の「子守歌」をユーチューブで公開した。母親が、侵攻を巡る3人の子それぞれの現状を嘆く内容だ。

 タス通信などによると、プーチン政権与党の下院議員が25日、現在イスラエルにいるとされるスレパコフさんの国籍剥奪を主張した。

お気に入りに登録
シェアする

秋田魁新報(紙の新聞)は購読中ですか

紙の新聞を購読中です

秋田魁新報を定期購読中なら、新聞併読コース(新聞購読料+月額330円)がお得です。

新聞は購読していません

購読してなくてもウェブコースに登録すると、記事を読むことができます。