由利本荘の一番堰まちづくり事業 5年かけて段階的に開発、農地保護のため慎重を期す

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一番堰まちづくり事業の予定地。TDK社員寮の建設(右)と特別養護老人ホームの用地造成(左)が進む=1月12日(由利本荘市提供)
一番堰まちづくり事業の予定地。TDK社員寮の建設(右)と特別養護老人ホームの用地造成(左)が進む=1月12日(由利本荘市提供)

 秋田県由利本荘市の旧本荘市東部で、市や電子部品大手TDKなど官民による一番堰まちづくり事業が進められている。「1期工事」のTDK社員寮は3月に供用を開始する予定で、隣接地では特別養護老人ホームも既に着工した。一方、「2期工事」となる病院と商業施設の整備は、社員寮と特養の完成後の整備となる。予定地には厳しい農地規制があり、要件をクリアするには、段階的に開発を進める必要があるためだ。

 市商工振興課によると、TDK社員寮は3月に7棟約250人分を供用し、10月には残り4棟約100人分も完成する予定。特養は着工が当初計画より半年余り遅れて昨年10月となり、2024年3月の完工を目指している。

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