冷え込み続く県内 29日は全26観測地点で真冬日
秋田県内は29日も冬型の気圧配置の影響で冷え込みが強まった。30日は朝まで低温が続くが、日中には平年並みか、平年より少し低くなる地域が多い見込み。
秋田地方気象台によると、29日午後6時までの最低気温は鹿角市八幡平で氷点下11・3度、鹿角市鹿角で同8・3度、秋田市で同4・7度。最高気温は全26観測地点で氷点下となり、平年を4~5度ほど下回った。30日は気圧の谷や低気圧の影響で曇りや雪となる見込み。
29日は雪や強風の影響で鉄道のダイヤが乱れた。JR秋田支社によると、奥羽、花輪、羽越、五能の各線で特急を含む上下計16本が運休や区間運休となった。計4本には最大1時間10分の遅れが出た。30日は雪の影響を見込み、花輪線の好摩―鹿角花輪間で午後5時ごろから運転を見合わせる。31日は盛岡―鹿角花輪間の上り始発列車を運休する。
雪による視界不良や吹きだまりのため、県道大館十和田湖線(通称樹海ライン)の藤原ゲート(小坂町上向)―発荷峠交差点(鹿角市十和田大湯)間約13キロで28日夕から続いていた通行止めは、29日午前10時に解除された。
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