議員なり手不足感じる、63% 市区町村の16%が無投票選出

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議員のなり手を増やすための有効な対策
議員のなり手を増やすための有効な対策

 4月の統一地方選に向けて共同通信が全国の地方議会議長に行ったアンケートで、63%が議員のなり手不足を感じていると答えたことが28日、分かった。18年の前回調査に比べ11ポイント上昇。無投票で議員が選出された市区町村議会の割合は16%に上った。小規模自治体を中心に人口減少が加速し、なり手不足の深刻化が鮮明となった。なり手を増やすための議員報酬引き上げといった取り組みも効果を上げておらず、女性や若者ら幅広い層の立候補を促す抜本策が求められそうだ。

 現行で「25歳以上」となっている被選挙権の年齢引き下げは52%が「不要」とし、「必要」の15%を大きく上回った。

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