「孤立させちゃいけない」 県内の医療的ケア児のいま

連載:未来つなぐ 秋田の子育て
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 日常的にたん吸引や人工呼吸器の管理などが必要な「医療的ケア児」。県内には122人(2021年5月時点)いるとされる。支援者や共に暮らす家族は、日々どのような生活を送り、何を感じてきたのか。現状を伝える。3回続き。

 ◇  ◇

 「19歳、おめでとう!」「めちゃくちゃいい顔してるね」。秋田市御野場の多機能型重症児者デイサービス「にのに」で歓声が上がった。誕生日を迎えた利用者に、みんなで歌をプレゼントする。お祝いのひとときがにぎやかに過ぎた。

「にのに」で過ごす子どもとスタッフ

 「にのに」は、重度の身体障害と知的障害がある重症心身障害児を対象とする放課後等デイサービスと、18歳以上の重症心身障害者に向けた生活介護を手がける。看護師と保育士、介護福祉士らがスタッフとなり、医療的ケアを提供している。

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