興収回復、コロナ前の9割に 22年、アニメ映画大ヒット

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2022年の映画概況を発表した日本映画製作者連盟の島谷能成会長(中央)、東映の手塚治社長(右から2人目)ら=31日午後、東京都内のホテル
2022年の映画概況を発表した日本映画製作者連盟の島谷能成会長(中央)、東映の手塚治社長(右から2人目)ら=31日午後、東京都内のホテル

 日本映画製作者連盟は31日、2022年の映画概況を発表した。「ONE PIECE FILM RED」などの邦画アニメを中心に大ヒット作が相次ぎ、洋画と邦画を合わせた国内興行収入(興収)は前年比31・6%増となる2131億円で、新型コロナウイルス禍前の平均水準の約9割まで回復した。

 入場者数は前年比32・4%増の1億5200万人。邦画興収は現行の統計方法が始まった00年以降では2位となる1465億円だった。「ONE PIECE―」(197億円)を筆頭に「劇場版 呪術廻戦 0」(138億円)「すずめの戸締まり」(131億円)と、上位3作品をアニメが占めた。

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