1日の県内、低気圧や前線の影響で大荒れ 2日にかけ暴風雪警戒

 秋田県内は1日、低気圧や前線の影響で大荒れとなった。秋田地方気象台は2日明け方にかけ、暴風雪に警戒するよう呼びかけている。

 気象台によると、1日午後8時までの24時間降雪量は、仙北市角館25センチ、秋田市22センチ、北秋田市鷹巣13センチなど。県内では各地で道路状況が悪化し、スタック(雪埋まり)などが相次いだ。

 大館市消防本部によると午後1時半ごろ、市内の70代男性が除雪中に転倒し、胸の痛みを訴えて搬送された。軽傷とみられる。

 最大風速は八峰町八森26・9メートル、にかほ市で16・4メートル、秋田市で16メートル。八峰町八森では2月の観測史上最大となった。

 2日は冬型の気圧配置となり、曇りや雪でふぶく所や雷を伴う所がある見込み。沿岸の海上では明け方にかけ、雪を伴った暴風となり、しけとなる見通し。

 2日にかけて予想される最大風速は、沿岸海上18メートル、沿岸陸上15メートル、内陸12メートル。

雪でスタックしたトラック=1日午後3時5分ごろ、大館市水門町

雪の中武家屋敷通りを歩く観光客ら=仙北市角館町

ふぶく中ライトを付けて走行する車も見られた=1日午後2時35分ごろ、北秋田市住吉町

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