コオロギの油炒め「おいしい」 北秋田市の親子、昆虫食学ぶ
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新たなタンパク源として注目されている昆虫食の勉強会が、北秋田市民ふれあいプラザ・コムコムで開かれた。親子40人が参加し、世界の食料事情や昆虫食の将来性を学んだ。試食では油で炒めたコオロギを口に運び、「おいしい」などと感想を話した。

北秋田市子ども会育成連合会(湊屋啓二会長)の主催で29日に実施した。
講師は、昆虫食ビジネスを展開する高崎経済大発のベンチャー企業フューチャーノート社長の櫻井蓮さん(25)が務めた。「世界の人口増加により、肉など必要な食料が不足する未来がすぐそこまで来ている」と警告。世界では2千種類の昆虫が食べられており、栄養価が高くヘルシーと紹介した。
「昆虫を必ず食べなければならないわけではない。興味がある人に、おいしく安全に食べてほしい。食材の一つとして受け入れてもらえるとうれしいし、肉や魚、野菜と同じように昆虫を食べる未来をつくりたい」と語った。
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