米大統領、不履行回避要求へ 下院議長と1日に会談で
【ワシントン共同】米ホワイトハウスは1月31日、バイデン大統領が野党共和党のマッカーシー下院議長に対し、デフォルト(債務不履行)回避を約束するように要求する方針を明らかにした。バイデン氏は2月1日にマッカーシー氏と会談し、連邦政府が借金できる限度額を定めた債務上限の引き上げを求める。
ただ政権は対決姿勢を強めており、歩み寄れるかどうかは不透明だ。1月19日に債務上限に達しており、新規の国債発行ができなければ不履行に陥る懸念がある。
ホワイトハウスは1月31日に公表した文書で「債務上限引き上げは交渉ではなく、この国と指導者たちの責務だ」と強調した。
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