仏、反年金改革デモ127万人 前回の一斉抗議上回る

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フランス政府の年金制度改革案に反対するデモに集まった人たち=1月31日、パリ(ロイター=共同)
フランス政府の年金制度改革案に反対するデモに集まった人たち=1月31日、パリ(ロイター=共同)

 【パリ共同】フランス各地で1月31日、年金の支給開始年齢を現在の62歳から64歳に引き上げることを柱としたマクロン政権の年金制度改革案に反対する労組の一斉ストライキとデモがあった。一斉の抗議行動は19日に続き2度目。内務省によると、デモ参加者は全土で計約127万人に上り、前回の約112万人を上回った。フランスのメディアが伝えた。

 政府は23日に法案を閣議決定し、改革を断行する姿勢だが、逆風はさらに強まった。大規模の動員実現で勢いを付けた労組は31日のデモ後、次の一斉行動日を2月7日と11日とすると発表した。労組の集計では全国で250万人以上がデモに参加したとしている。

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