林外相、NATO総長会談 国際秩序維持で連携強化
林芳正外相は1日、北大西洋条約機構(NATO)のストルテンベルグ事務総長と外務省で会談した。ロシアのウクライナ侵攻や東シナ海・南シナ海で軍事圧力を強める中国を踏まえ、国際秩序の維持に向けNATOとの連携強化を確認した。
会談で林氏は、日NATO間連携の深化を呼びかけた。ストルテンベルグ氏は「われわれの安全保障環境は相互に関連しており、協力強化の重要性は増している」と応じた。
日本政府は、インド太平洋地域に関与を深めるNATOと緊密に意思疎通するため、独立したNATO政府代表部を設置する方針。NATOの意思決定機関である北大西洋理事会への定期参加も検討している。
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