京セラ、半導体投資を継続 対中規制の影響、限定的

 京セラの谷本秀夫社長は1日の決算記者会見で、米国と日本、オランダによる中国に対する先端半導体技術の輸出規制の合意後も、半導体製造装置向け部品などの投資や増産を継続する方針を明らかにした。短期的な需要の調整があったとしても「半導体の総需要が減ることはない」として長期的な影響は限定的だとの見通しを示した。

 京セラは半導体を成長分野と位置づけ、製造装置向けセラミック部品などへの投資を拡大している。谷本社長は、中国への輸出規制などを見込んで半導体製造装置の需要は既に落ち始めており、回復時期は製品の種類によって違うと述べた。

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