川上未映子さん、最終候補に 全米批評家協会賞の小説部門

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川上未映子さん
川上未映子さん

 全米批評家協会は1日までに、同協会賞の小説部門の最終候補5作品を発表し、作家川上未映子さん(46)の「すべて真夜中の恋人たち」が選ばれた。日本の版元の講談社によると、小説部門で日本作品が最終候補になるのは初めて。受賞作は3月23日に米ニューヨークで発表予定。

 全米批評家協会賞は、全米図書賞などに次いで権威のある米国の文学賞の一つで、毎年、優れた英語作品に与えられる。

 川上さんの作品は、フリーの校閲者として働く30代女性が主人公の恋愛小説。川上さんは昨年、「ヘヴン」が英国の文学賞「ブッカー賞」の翻訳書部門「ブッカー国際賞」の最終候補になったが受賞はならなかった。

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