動植物誌で東西交流振り返る 東京・文京区の東洋文庫ミュージアム

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ジョン・グールドの「アジアの鳥類」(1850~83年、ロンドン刊)
ジョン・グールドの「アジアの鳥類」(1850~83年、ロンドン刊)

 【シーボルトの大著】

 日本と西洋の自然に関する学問の発展を振り返る展覧会「フローラとファウナ 動植物誌の東西交流」が、東京都文京区の東洋文庫ミュージアムで開かれている。5月14日まで。

 日本の文化や自然を西洋に紹介したドイツ人医師シーボルトの来日から200年となる節目に合わせた。シーボルトの大著「日本」の他、手彩色の美しい図版が楽しめる「日本動物誌」「日本植物誌」を紹介する。

 ダーウィンが信頼を寄せた鳥類学者ジョン・グールドの傑作「アジアの鳥類」や、江戸時代の本草学者・小野蘭山直筆とされる鳥類図鑑「衆鳥図」など計約60点を展示。

 入場料は一般900円。毎週火曜と3月22日は休館(21日は開館)。問い合わせは電話03(3942)0280。

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