秋田県内、3日にかけて風雪に注意を

 秋田県内は1日夜から2日朝にかけて、冬型の気圧配置などの影響で雪を伴った強風に見舞われた。にかほ市では1日夜、風にあおられたとみられる小屋が倒壊した。3日は冬型の気圧配置は緩むものの、寒気や気圧の谷の影響により曇りで昼過ぎにかけて雪の降る所がある見込み。

 秋田地方気象台によると、2日午後6時までの最大風速は八峰町八森17・8メートル、にかほ市14メートル、秋田市12メートルなど。最深積雪は湯沢市湯の岱136センチ、横手市78センチ、秋田市22センチ。

 にかほ市では1日午後10時ごろ、象潟町字上狐森の水産会社の物置小屋が倒れたと、会社代表の男性(46)から市消防署に通報があった。

 小屋は高さ約4メートル、幅約12メートルで、トラックのタイヤなどを保管していた。中に人はおらず、けが人はいなかった。男性は「建物の中に風が入り込んであおられて倒れたのだろう。急な出来事で驚いた」と話した。

 秋田市では2日朝、前日からの降雪と、明け方の冷え込みで路面状況が悪化。午前中、秋田市八橋の県道では凍結した路面をのろのろ運転する車が列をなしていた。

秋田駅前のバス乗り場の脇に寄せられた雪=2日午前8時半ごろ、秋田市中通

降雪の中を歩く通行人=2日午前9時ごろ、秋田市の広小路

凍結した道路を速度を落として走る車=2日午前9時20分ごろ、秋田市八橋の県道秋田天王線

次々と堆雪場へ入っていくトラック=2日午前10時25分ごろ、秋田市新屋町

住宅街では急ピッチで除雪作業が進められていた=2日午前11時15分ごろ、秋田市東通

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