「VOCA賞」グランプリ永沢さん、自然の中で取材重ね創作 命の根源と行方探る
有料会員向け記事
絵画や写真などの平面美術に取り組む若手作家を支援する「VOCA(ヴォーカ)展」で、秋田公立美術大卒の画家永沢碧衣(あおい)さん(28)=横手市山内=がグランプリのVOCA賞に選ばれた。現場を踏み、取材を重ねながら続ける創作。それは「命の根源と行方を探るための手段」という。

闇の中に横たわるクマ。口から漏れる白い吐息。体に描かれる里山の風景。
受賞作「山衣(やまごろも)をほどく」は昨年8月、横手市内で有害駆除したクマから着想を得た。永沢さんは狩猟免許を持つ。所属する猟友会の活動で、息絶えたクマの解体作業を手伝った。そこで感じた熱、命の存在を画面に込めた。
お気に入りに登録
シェアする
この記事は有料会員限定です
(全文 1687 文字 / 残り 1407 文字)
電子版を有料購読すると
秋田のニュース・話題をナンバーワンの情報量で。秋田に関わるあなたの仕事や暮らしに役立つ情報満載です。
- 有料会員向け記事が読める
- 各種メールでニュースを見逃さない
- 新聞併読コースならデジタル紙面が読める