横浜、神奈川銀行が経営統合へ 県内1グループへTOB

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写真撮影に応じる横浜銀行の片岡達也頭取(左)と神奈川銀行の近藤和明頭取=3日午後、横浜市
写真撮影に応じる横浜銀行の片岡達也頭取(左)と神奈川銀行の近藤和明頭取=3日午後、横浜市

 コンコルディア・フィナンシャルグループ(FG)傘下の横浜銀行(横浜市)は3日、非上場の神奈川銀行(同市)と経営統合すると発表した。2月6日から4月4日まで株式公開買い付け(TOB)を実施し、完全子会社化する。神奈川県に本店を置く地銀は一つのグループになる。

 青森県を地盤とする青森銀行とみちのく銀行が2022年4月に経営統合するなど、同一県内の地銀の集約が進んでいる。16年に東日本銀行(東京)と経営統合し、コンコルディアFGを設立した横浜銀が一段の規模拡大に動いたことで、地銀の再編が加速する可能性がある。

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