マルセイユから聖火リレー パリ五輪、南部の港湾都市
【ジュネーブ共同】2024年パリ五輪・パラリンピック組織委員会は3日、来年の春に始まる五輪の聖火リレーはフランス南部マルセイユで幕を開けると発表した。聖火はアテネから巨大な帆船で地中海を渡ってマルセイユに着き、国内を巡って最終地点のパリへ向かう。リレーの全ルートは5月に発表予定。
五輪本番でセーリングとサッカーの会場となるマルセイユは古代ギリシャの植民地だった。港湾都市として世界中の人々を受け入れてきた歴史があり、組織委はスポーツの祭典の皮切りにふさわしいと判断した。エスタンゲ会長は「マルセイユは、多文化で大会のイメージを反映した都市だ」と期待した。
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