「椎茸うどん」を再び特産品に 能代山本の若手事業者3人が企画

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三種町産シイタケを練り込んだうどんを手にする(左から)畠山さん、児玉さん、鍋谷さん
三種町産シイタケを練り込んだうどんを手にする(左から)畠山さん、児玉さん、鍋谷さん

 秋田県能代山本地域の3人の若手事業者が、三種町産シイタケを練り込んだうどんを開発した。その名も「帰ってきた椎茸うどん」。数年前まで地元で販売されていた商品を復活させようと製造を企画。新たな特産品にしたい考えで、5日のイベントを皮切りに、道の駅などで順次販売を開始する。

 企画したのは、三種町鹿渡の畠慶商事専務・畠山慶太さん(38)、同町鹿渡の児玉ファーム代表・児玉智也さん(38)、能代市落合のなべや製麺社長・鍋谷暁さん(28)。

 児玉ファームで栽培した菌床シイタケを、畠慶商事が乾燥させて粉末にし、なべや製麺がその麺に練り込むという、まさに3者の連携プレーで製造した。完成したうどんはつるつるとした食感で喉越しが良く、ほんのり香るシイタケが食欲をそそる。

 3人によると、三種町琴丘地域では以前、地元農家が栽培した原木シイタケの粉末を練り込んだうどんが販売されていた。道の駅ことおかなどの人気商品だったが、シイタケ農家の高齢化により販売されなくなったという。

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