時代を語る・吹浦忠正(14)目の前で県選手が金
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東京五輪は日本選手団主将の小野喬さん(能代市出身)が選手宣誓をして、華々しく開幕しました。会期中の私の役割は、表彰式で正しい国旗が正しく掲揚されるかをチェックすることです。各会場を回り、いろいろな競技が見られたのは役得のようなものでした。
とりわけ陸上男子棒高跳びの決勝は緊張しました。アメリカとドイツの選手が競り合っていたんです。関係者に勝負がつかなかった場合はどうするのか聞くと、「2人とも金メダルだ」と言うんです。メダルは余裕を持って作っているかもしれませんが、国旗を掲揚するポールは余分に作っていません。焦りましたよね。午後1時ごろに始まった競技は夜まで続きました。最終的に10時過ぎに決着がついた時はほっとしましたよ。
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